エクストラカットを施工したところ、コンパウンドが乾いて固着してしまいました。
硬く絞ったマイクロファイバータオルにて拭き上げても、うっすらエクストラカットがボディに残って しまい、なかなか取れませんでした。
何かコツがありますか?
連休明けに、エクストラカット・ミラーフィニッシュを購入させていただき、この二週間で試みました。
当初質問させていただいた、線キズはほとんど目立たなくなりました。
他に数箇所線キズがありましたのでボンネット全体も施しましたところ、逆に、磨きキズ(円形のCDの様なキズ)が沢山ついてしまいました。
また、なんとなく「くすみ?」もありぼけた感じとなっています。
(バンパーにもキズがありましたので行ないましたが、光沢がでて納得のいく状態となりました。ボディとは違うのでしょうか)
送っていただいたテクニック情報等参考にやりましたが、何かやり方がまずかったのでしょうか。
若しくは、磨きが足りない?等の要因でしょうか。
ボンネットを磨き終わったあとに確認された「円形のCDの様なキズ」ですが、これは、コンパウンド磨きでついたものではないと思われます。
基本、コンパウンドの手磨きで付くキズは、直線的なものになります。
おそらく、洗車キズや拭きキズです。
コンパウンド磨きで程度の軽いキズが除去されて、それよりも深いキズが目立つようになった状態だと思われます。
それは元からあった深めのキズ、磨き不足だと思われます。
今度は下記を参考にして、もう一度磨いてみてください。
おそらくスッキリ磨ききることができると思います。
まず、変化を確認するためにボンネットの一部分だけを磨きましょう。
1)、キズを完全に除去する磨き。
水を含ませ固く絞ったマイクロファイバーに、
エクストラカットを数滴垂らし、洗車キズがなくなるまで丁寧に磨きます。
マイクロファイバーでできた極薄いキズはそのままで結構です。
しっかり磨きましょう。
2)、磨きキズを除去する磨き。
手磨きスポンジに、
エクストラカットを数滴垂らして磨きます。
さきほどの磨きキズがなくなり、少しだけクスミが残った状態になります。
この時点でキズが残っている場合は、“1)”と“2)”を繰り返してキズが無くなるまで磨いてください。
3)、最終の鏡面仕上げ磨き。
202ですので、若干クスミが残った状態だと思われます。
手磨きスポンジを一度水洗い、
エクストラカットの残りを除去してから
ミラーフィニッシュを数滴垂らして磨きます。
クスミが取れて、しっかり仕上がると思います。
おそらくお客さまの前回の磨きでは、 “1)”と“2)”の磨きが不足していると思います。
まずは、30cm×30cm程度の範囲だけを磨いてみて、どのように塗装の状態が変化するかを確認してみてください。
きっと、ご満足のいく結果になると思います。
ぜひ、愛車の洗車キズをしっかり除去してください。