飛び石による車のキズを直す/ガラスコーティング(G-guard)の雨染み(イオンデポジット)除去/コンパウンド磨きによる塗装のダメージ



  【質問】 飛び石によるキズを直すにはどうすれば…

     先日コンパウンドのエクストラカットを買ったのですが、
     車に石が跳ねて傷が付いたので、タッチペンで補修してコンパウンドを
     使用しましたが、さすがに細かい傷じゃないので直りませんでした。

     市販の耐水ペーパーを使用したら、塗装が白くなってしまいました。
     あわててコンパウンドで修復したら、みごとに直りました。
     このようなペイントの後の研磨は、どうしたら良いのでしょうか。

     ガラスコーティングを施しています。
     車種はインプレッサ、色はプラズマブルーシリカです。

  【回答】 補修塗装が必要になります。

     飛び石によって塗装が欠けてしまっているような場合は、
     耐水ペーパーやコンパウンドで磨いても修復できません。
     基本的には、タッチアップペンやスプレーで塗装をするしかありません。

     キズの部分をピンポイントで、タッチアップペンにて補修する場合は、
     コンパウンドで磨いて仕上げる必要はないと思います。

     塗装スプレーで本格的に補修する場合は、キズの周辺も塗装することになります。
     その場合は、完全に乾燥させたあと、最後にコンパウンドで磨いて仕上げる必要があります。
     まずはエクストラカットで磨きミラーフィニッシュで仕上げると良いです。

     以上です。
     まずは、どのレベルまで補修をするかから、検討をされると良いと思います。


  【質問】 G-guard上のシミ対策に、ファイングロスは使用可能ですか?

     お世話になります。以前御社のコーティングコンディショナーを購入し、
     その効果に驚き、満足しております。

     最近ルーフやボンネットの雨染み(イオンデポジット?)がひどく、
     コンディショナーでもなかなか落ちず、先日ファイングロスを新たに注文しました。

     さて、質問です。
     今更ですが、車を購入(1ヶ月前、FIAT500)した際にディーラーにて、
     G-guardなるガラスコーティングを施工しているのですが、
     その上からファイングロスもしくは、コンディショナーファイングロスの混合液を
     使用しても大丈夫でしょうか?
     (Q&Aやブログを拝見した限りでは、大体のガラスコーティングに対して
      大丈夫そうなので注文したのですが・・・)

     また、同様にG-guardの上から、御社のゼウスを使用するのは可能でしょうか?
     可能な場合、お勧めのコーティングは?(ゼウスゼウスβ?)
     お手数ですが、ご回答よろしくお願いします。

  【回答】 シミの除去、予防にもお試しください。

     基本的には、コンディショナーファイングロス、または混合液によって
     影響を受けることはないと思います。
     ただし、強く拭くような施工はしないでください。
     コーティングは膜厚があるといっても、塗装と比較すると非常に薄いです。
     その点は十分にご注意なさってください。

     ゼウス、およびゼウスβの施工はもちろんOKです。
     どちらも良い結果がでると思います。
     選択される基準は、艶・光沢、耐久性を重視されるのであれば【ゼウス】。
     洗車をされるたびに、手軽にコーティングを楽しむのであれば【ゼウスβ】。
     お客さまの洗車スタイルで選択されると良いと思います。

     購入されたばかりの愛車が、コンディショナーでは除去ができないほど、
     ルーフやボンネットにイオンデポジット(雨ジミ)が発生している、
     今回のケースでは、コーティングによって、逆にシミを固着させてしまって
     いる可能性も十分に考えられます。

     現在のコーティングのトップに、ゼウスゼウスβファイングロスを施工
     するのは、シミ対策としても非常に有効ではないかと思います。

     まずは、ご購入いただきましたファイングロスで、
     シミの除去に使用するだけでなく、シミの発生を軽減させられないか
     トップコートとしても、確認をしていただければと思います。

     デポジットの発生原因には、洗車に使用されている水も考えられます。
     洗車時の水滴は乾かさないように注意なさってください。


  【質問】 コンパウンド磨きで塗装がはげませんか?

     先日、コンパウンド(エクストラカットミラーフィニッシュ)を購入させていただきました。
     当方ですが、平成21年登録のアルファード(黒202)所有です。
     今後、10年近く乗る予定です。

     今後の長期的なメンテナンスに使用する場合、
     どのくらいの頻度で使用すれば、塗装がはげてしまうようなリスクは回避できるでしょうか。
     ご教示お願いいたします。

  【回答】 スポンジによる手磨きでは、基本的に塗装は無くなりません。

     コンパウンド磨きは、コンパウンドの種類だけでなく、
     磨きに使用するツール、圧力の加減、磨きの回数などによって、
     研磨される膜厚は大きく変化します。 また、塗装の厚さは車によっても異なります。

     何回程度であれば、クリヤー塗装が無くならないとお答えすることは非常に難しいです。
     その点はどうぞご理解ください。

     おおよその目安としまして、
     軽い洗車キズや拭きキズをパワースポンジで磨く場合、
     1年に1回程度、仮に10年間使用されても、クリヤー塗装は大丈夫ではないかと思います。

     今回、エクストラカットミラーフィニッシュで傷を消されれば、
     次回は、ミラーフィニッシュだけでも、磨きができるかもしれません。

     また、コンパウンド磨きでキズを消すだけでなく、
     コーティングでキズを隠蔽するなど、トータルで愛車の管理をされると、
     いつまでも愛車を輝かせ続けていけるのではないかと思います。