ガードコスメ施工車の鉄粉、塗装ミスト、小傷の除去方法/納車直後の新車コーティング!最適な下地処理/硬化系コーティング(W-SHIELD)の再施工手順
【質問】 納車直後の新車にコーティング。下地処理はどうすれば…
新車で納車3週間です。* 納車時にWAXが掛かっているか不明です。
コーティングの下地処理には下記商品のどちらがよいのでしょうか。
スパークリンシャンプーのみ。
パーフェクトシャンプー+シリコンオフ。
【回答】 コーティングに合わせてシャンプーを選択してください。
新車で納車3週間ということですので、汚れはごく軽いものだと思います。
パーフェクトシャンプー洗車のみで、基本的なコーティングの下地はできると思います。
もちろん、シリコンオフでの脱脂をされると、より完璧な下地ができます。
なお、硬化系コーティング【W-SHIELD】を施工される場合は、
スーパークリンシャンプー+シリコンオフをおすすめします。
より完全な下地をつくり、硬化被膜を密着させることができます。
以上です。ぜひ、参考になさってください。
下地を気にされることは、すごく大切なことだと思います。
洗車コーティング頑張ってください。
【質問】 W-SHIELDの再施工手順は、どうなりますか?
現在、W-SHIELDを施工しています。
時が経った為、再度施工を行うのですが、順序について質問があります。
順序は、鉄粉除去→スーパークリンシャンプーもしくはパーフェクトシャンプー→
ファイングロスもしくはイージス→シリコンオフ→W-SHIELDという流れで
考えていますが、特に施工順的には問題ないのでしょうか?
また、ファイングロスの後、
シリコンオフせずにW-SHIELDを施工しても良いものなのでしょうか?
【回答】 愛車の状態に合わせて、下地処理をしてください。
少し答えが複雑になるかもしれませんが、、
愛車の状態、そしてお望みの施工スタイルからご判断なさってください。
まず、W-SHIELDを施工される際の理想的な下地は、
ご存知のように、完全に脱脂された状態です。
イージスやファイングロスには、石油系成分が含まれていますので、
W-SHIELDの下地としては、おすすめしていません。
また、イージスやファイングロスが施工された直後に、
シリコンオフで拭き上げても、理想的な脱脂は困難だと思われます。
ここまでは、よろしかったでしょうか?
ファイングロスやイージスを施工される意図としまして、
下地の調整(シミの除去や、薄い拭きキズの除去など)ということであれば、、
ファイングロスまたはイージスを施工したあと、
スーパークリンシャンプーで脱脂洗浄し、
さらに、シリコンオフで拭き上げてから、、
W-SHIELDを施工されると良いと思います。
もし、現在、、シミなどのダメージが無く、良い状態ということであれば、
ファイングロスやイージスを施工せず、スーパークリンシャンプーと
シリコンオフで下地を仕上げてから、W-SHIELDを施工されると良いと思います。
長くなってしまいましたが、なんとなくご理解いただけましたでしょうか?
ぜひ、きっちり下地を整えて、、W-SHIELDを再施工なさってください。
鉄粉除去剤については、触れませんでしたが、、
お客さまのおっしゃるとおり、最初に施工されると良いです。
【質問】 鉄粉、塗装ミスト、小傷を除去するには…
新車より1年経過のヴェルファイア、黒です。新車時にガードコスメが施工されています。
新車の時の、コーティングが気に入らずガードコスメの上から、
ゼウス施工し洗車時にコンディショナーでメンテをしております。
鉄粉が多い鉄工業に勤めております。
今回、塗装ミストが付着してしまいました。
鉄粉と塗装ミスト、小傷を除去をしようと考えております。
一番、いい方法を伝授願います。
鉄粉除去剤で、塗装ミストまで除去可能でしょうか?
コーティングは、リセットとなりますか?
【回答】 鉄粉除去剤、ハイパネンダー、コンパウンドの流れになります。
202ブラックにガードコスメ、ゼウスとコンディショナーですね。
まず、鉄粉除去剤では、塗装ミストは全く反応しません。
塗装ミストを落とす場合は、そのミストを溶かすことができる溶剤か、
ハイパーネンダーを使って、物理的に落とすしか方法がありません。
さて、今回は、、
小傷まで除去をされたいとのことですので、
コンパウンド磨きをされることを前提として、回答をさせていただきます。
※ 202ブラックは、ちょっとした下地処理でも傷が発生しますので、
コンパウンド磨きを前提とされるほうが良いと思います。
コンパウンド磨き自体は、ミラーフィニッシュによる鏡面磨きになると思いますが、
ゼウスの被膜は基本的に無くなるとお考え下さい。
ガードコスメに関しては、なんともいえません。
強く磨けば、コーティングはダメージを受けると思います。
▼ ここから施工手順をご説明させていただきます。
はじめに、かるくシャンプー洗車をしたあと、鉄粉除去剤をボディー全体にスプレーします。
しばらく放置したあと、水をかけて反応した鉄粉を洗い流します。
マイクロファイバータオルを使って、再度シャンプー洗車をします。
ここでの洗車は、とれやすい状態でボディーに残っている鉄粉を絡めとりながら、
洗い流すのが目的です。ここまでの作業で、おおまかな鉄粉は除去ができていると思います。
ここから、ザラツキの残る部分と、塗装ミストが付着した部分に、水をかけ流しながら、
ハイパーネンダーをかけて、付着物を完全に除去していきます。
この時点で、塗装ミストは完全に取り除かれて、
ボディーがツルツルになっていることを確認してください。
作業前からの小傷に加えて、ハイパーネンダーによる軽いネンド傷が付いている状態だと思います。
ここから、コンパウンド磨きで両方の傷を消していきます。
ミラーフィニッシュでしっかり磨き、パネル(部分)毎に仕上げてください。
全体を磨き終えたら全ての作業が終了となります。
あとは、コーティングコンディショナーで、コンパウンドの余剰成分を除去しながら
下地を整えてください。トップにゼウスを施工されても良いと思います。
以上です。ぜひ、参考になさってください。
ヴェルファイアの202ブラックで、塗装ミストの除去となると、付着量にもよりますが、
一般的には相当大変な作業になります。(小傷の除去だけでも時間がかかります。)
一度に全体を処理し始めるのではなく、
まず、ボンネットやフェンダーだけで、一連の作業をおこなってみてください。
それから、全体への作業を開始されることを、おすすめします。
それでは、ぜひ!頑張って愛車を輝かせてください。
塗装ミストは、付着から早ければ早いほど落としやすいです。